太陽光発電のメリット

世界的にこのような傾向にあることから、当然のように日本でも太陽光発電の継続的な普及拡大とコスト低減が期待されています。

ですが日本では数年前までは、国内市場は逆に縮小、及びコストの増加傾向を示していました。

こうして見ると太陽光発電に関して日本は世界の潮流に逆行しているかのように見えましたが、2009年から新たな普及促進政策が施行され、現在では日本の国内市場も再び拡大し始めています。

太陽光発電の本格的な普及には今しばらく時間がかかりそうですが、かくも魅力的なメリットを持ち、尚且つ環境を汚染したりするようなデメリットが殆ど無い太陽光発電が、今後もコストが下がり、日本でも本格的に普及することを願っている次第です。

ところで太陽光発電のコストは、一般的には設備の価格でほぼ決まるとされています。

太陽光発電には当然ながらそれに必要なシステムが不可欠ですが、所謂太陽光発電システムの機能、運転に燃料費は不要です。

またメンテナンス、保守管理も簡単で、それに要する費用も比較的小さくなっています。

そこのところも太陽光発電の大きなメリットの一つでもあります。

更には太陽光発電には、エネルギーセキュリティ向上などの付加的なコスト上のメリットも有しています。

また特に昼間の電気需要量が大きいのですが、そんな需要ピークの時間に太陽光発電システムが稼動すれば、コストの面から見ても太陽光発電のメリットは大きいと言えます。

一般に昼間は、太陽光発電システムで発電する電気量は消費する量よりも多く、電力が余るどころか、余った電力を電力会社に売ることもできます。

また他電源に対するコスト競争力は比較条件にも依存していますが、使用の用途等によっては、現状でも太陽光発電は十分に価格競争力を有しています。

特に途上国等発展が遅れた地域で送電網が未整備な場合、また消費電力に比して燃料輸送費や保守費、即ち送電コストが高い場所等(例えば山地や離島、砂漠、宇宙等)では、既に現段階でも太陽光発電は、他方式と比較して最も安価な電源として利用されています。

また蓄電池を用いた独立型の太陽光発電システムの場合においても、今後は更なる価格低下、及び途上国等での普及拡大が予測されています。

こうして見ると、コストの問題さえ解決すれば、太陽光発電の活躍の場は今後世界的に大きく増大し、太陽光発電の未来は明るい、とまで言っていいのかもしれません。

また太陽光発電そのものに要するコストの他に、現在多い火力発電の発電量の削減を将来進めていくに伴って、需要と供給の各種変動のギャップを埋める費用の発生も見込まれています。

これは太陽光発電だけではなく、例えばよく知られている風力発電や原子力発電等、他の電源をも関連する事項となっています。

昨今は太陽光発電について、送電網の機能強化や需要側の制御も含めたスマートグリッド等の総合的な対策が各国で検討・推進されています。

いずれにせよ、今よりずっと太陽光発電の研究、並びに開発が進んで太陽光発電のコストが下がるとなれば、太陽光発電は当然ながら広範に普及していくでしょうし、私達の手に届くところになります。

無論地球の環境を考えればそれは望ましい結果ですし、そうなる日が一日も早くやってくれば、と願っています。

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